中小企業 新ものづくり・新サービス展

品川光学株式会社(東京)

「超精密切削方法を用いた、人体に優しく耐摩耗性も高い人工股関節の試作」

品川光学株式会社 代表取締役 白井 光一

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出展プロフィール

会場
東京
出展ゾーン
鉄鋼・金属製品
ものづくり補助金の事業計画名
平成24年度 コバルトクロムモリブデン(CCM)合金の医療用人工股関節(骨頭、ライナー)の超精密切削方法を用いた試作

磨きの技術を頼られ、試作品の制作を開始

御社の主な事業内容を教えてください。

業務用レンズを製造しております。レンズの用途としましては、測定用機械のほか、生物用、機械用、医療用などの顕微鏡にも利用されております。

本展示会の出展物(ものづくり補助金を活用して開発した製品・サービス・技術等)について教えてください。

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ものづくり補助金で試作した人工股関節

平成24年度に「コバルトクロムモリブデン(CCM)合金の医療用人工股関節(骨頭、ライナー)の超精密切削方法を用いた試作」という事業にものづくり補助金を活用しました。今回は補助事業で試作した人工股関節を出展させていただきます。こちらは、股関節に埋め込むインプラント製品で、お椀型の部品と棒のついたボールの2つの部品で構成されております。

補助事業を始めようと思ったきっかけは何ですか?

岩手県で製造開発された金属、「コバルトクロムモリブデン合金」が人体に優しく耐摩耗性も高いということで、股関節のインプラントに利用できないかと研究されていたんです。ただ表面の磨き加工の段階で行き詰ってしまったようで、レンズを磨くための超精密切削技術を持っている弊社にどうにかできないかとお声掛けいただいたのがきっかけです。特にお椀部分は磨きが難しいうえに、樹脂を使用している箇所もあるため、うまく磨いてあげないと摩耗しやすくなってしまいます。また、擦り減ったカスが人体へ悪影響を及ぼすことも考えられます。かなりお困りのところで、弊社の磨きの技術を頼っていただいた形です。
とはいえ、弊社の技術でもすぐに試作を作りお渡しできるものではありませんでした。そこでものづくり補助金を活用し、試作品を制作いたしました。

磨きに関しては十分製品化できる段階にあると自負

ものづくり補助金は何に活用されましたか?

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ものづくり補助金で導入した
New View7100表面粗度計

表面の粗さを測定する設備を導入しました。表面の粗さを測定するためには、触って粗さを測定する方法と、レーザーを使って測定する方法の2つがあります。今回は、レーザーを使った測定機を導入いたしました。

現在、期待通りの成果を得られていますか?

弊社の考えとしましては、磨きの技術に関しては十分製品化できる段階だと考えております。ただ、実際製品化するとなるとコストなど新しい問題が出る可能性もありますので、その時はまた研究を重ねたいと思っています。

本展示会ではどんなことを期待していますか?

こちらの人工股関節に興味を持っていただいた方とは、ぜひお話しさせていただければと思います。また、今回の出展物だけでなく、インプラントやレンズなど医療関係の製品に携わる機会も多いため、医療メーカー様とマッチングできれば嬉しいです。

品川光学株式会社の補助事業写真

企業プロフィール

出展者名
品川光学株式会社
創業年月
昭和40年12月24日
代表者
白井 光一
本社所在地
〒029-4201 岩手県奥州市前沢古城字丑沢51-2
TEL/ FAX
0197-56-2170 /0197-56-6813
Webサイト
http://www10.plala.or.jp/shinakou/
資本金
2,450万円
従業員数
15名
取扱製品
測量機械用レンズ、医療器械用レンズ、顕微鏡対物レンズ、産業用各種光学レンズ、人工股関節用金属研磨

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