中小企業 新ものづくり・新サービス展

株式会社エム・エム・エス(大阪)

「高い技術力でステンレスに繊細な模様を彫刻する」

株式会社エム・エム・エス 代表取締役 関山 直也

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出展プロフィール

会場
大阪
出展ゾーン
医療・福祉・生活・サービス・その他
ものづくり補助金の事業計画名
平成26年度 二種類のレ-ザ-を駆使した斬新な表現のステンレスグッズオ-ダ-サ-ビス

もともと持っていたステンレス加工のノウハウを生かした新事業を

御社の主な事業内容を教えてください。

産業機械の設計を行っています。大手の重工さんからプラントの設計などを受注しております。「人に負けない技術を持つ」、そして「最先端技術のリーディングカンパニーになる」というモットーを持って日々業務にあたっています。

本展示会の出展物(ものづくり補助金を活用して開発した製品・サービス・技術等)について教えてください。

超精密レーザー彫刻「物理的モノトーン」の彫刻品を出展いたします。画像データを元にして、高精細な彫刻をステンレス素材にレーザー加工で施すという技術です。2種類のレーザーを駆使することで、写真そのもののような精密な表現も可能になっています。

ものづくり補助金は何に活用されましたか?

彫刻を施すためのレーザー加工機を導入いたしました。

ものづくり補助金を活用しようと考えたきっかけは何ですか?

プラントの設計という業務は、受注をいただかないと進めることができません。取引先の発注量に依存している状況を打破するため、弊社の技術力を活かしたものづくりをしたい、という思いを持ち始めました。しかし、弊社にあるのは設計から得たデザインのノウハウだけです。素材を加工し、自社製品を製造する力はありませんでした。
そんな時、知り合いの社長から、ものづくり補助金を活用した事業展開をしているという話を伺いました。いろいろお話を聞くうちに、補助金でレーザー加工機を導入すれば、自社でも製造ができるのではないかと考えたのです。それがきっかけですね。

補助事業としてステンレスの表面加工に着目した理由は何ですか?

もともと、ステンレスという素材を扱う技術には長けているという自負がありました。そこで、ステンレス板を加工メーカーに切り取ってもらい、ステンレス板に装飾を施して、インテリアやノベルティとなるような製品を製作しよう、と考えたからです。
現在は、額縁などの枠にご利用いただくことが多いですね。例えばアクリルなどの額縁の一部にステンレスを埋め込んで、そのステンレスに加工を施すなど、ワンポイントとしてご利用いただいております。

まるで写真をプリントしたかのような高精細な彫刻を施す

レーザーを駆使した技術は他社でも取り組んでいるかと思いますが、御社ならではの点はありますか?

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レーザー加工機を設定している様子

やはり設計で培った技術を生かしているという点です。経営理念にもあるとおり、最先端をいきたいという思いを常に持っていますので、他の企業があまりやっていないことを追求しました。弊社が持っているステンレスに対するノウハウとレーザー加工機の組み合わせで、これまでにない緻密で美しい加工を施すことができるようになったと自負しております。

ステンレスにレーザー加工をするにあたり、困難だった点はありますか?

鏡面仕上げされたステンレス製品にレーザー加工すると、どうしても傷がついてしまうことがあります。傷がついたらまた磨いて綺麗にする必要があるので、現在も苦労しています。
彫刻の色の濃さはレーザーの出力によって異なります。できるだけ傷をつけず、ひずみを起こさないで、いかに美しく濃淡をはっきりさせた彫刻ができるか。これからも研究を続ける必要があると感じています。

現在、期待通りの成果は得られていますか?

実はステンレス素材への彫刻に対しては、少々問題を抱えております。当初は大きなステンレスの板にレーザー加工をしようと考えていたのですが、ひずみが生じたり、そのひずみの影響で加工できないことがあったりと、出来上がりにムラがあります。厚さを微調整したり、出力を変えたりなど様々な対策を検討したのですが、大きなステンレス板へのレーザー加工はまだ難しいのが現状です。
とはいえA4サイズぐらいまでなら問題なくレーザー加工を施すことができます。現在は大きな製品にワンポイントではめ込む形のみですが、それでも売上の2割弱ぐらいを占めています。

補助事業について、今後の展望をお聞かせください。

目標は、写真のような精緻なレーザー加工を大きなステンレス板に施すことです。素材特有の問題点をクリアにし、積極的に展開していきたいと考えています。
というのも、メイン事業は設計なので売上のほとんどは設計事業によるものです。ただ最近では大手企業の設計手法も変わってきているため、この先どうなるかがわかりません。設計の仕事が減った時には、レーザー加工機を使った事業に徐々にシフトしていけるような、第二の柱となるような事業にしていければと考えております。将来的には五分五分くらいまで持っていきたいですね。

具体的にはどういった展開を考えていますか?

製品ひとつひとつにレーザー加工を施しているため、大量生産して市場に流通させるのは正直言って難しいです。そのため、記念品やノベルティとしての需要をもっと高めていきたいと考えています。ただ、BtoB向けの製品だけでなく、結婚式の記念品のような形で直接ご依頼をいただくこともありますので、BtoCも並行して行っていきたいです。また、雑貨を店舗に置いていただき、直接消費者の方に手にとっていただく形も検討はしています。

本展示会ではどんなことを期待していますか?

金属製品に「こんな加工を施したい!」と考えている企業様はぜひご相談させていただきたいです。絶対に消えない刻印ですので、記念品やノベルティなどにもご利用いただけると嬉しいですね。
また、とにかく補助事業で開発した製品が他の企業様には絶対ないものだ、ということを知っていただきたいです。ノベルティや記念品を必要とするのは、特定の業界や業種に縛られるものではありません。とにかくあらゆる方に知ってもらいたいですね。

企業プロフィール

出展者名
株式会社エム・エム・エス
創業年月
1995年9月
代表者
関山 直也
本社所在地
〒650-0027 兵庫県神戸市中央区中町通り4-2-5
TEL/ FAX
078-362-8520/078-362-8521
Webサイト
http://mms-web.co.jp/
資本金
1,000万円
従業員数
3名
取扱製品
オリジナルインテリア雑貨/機械設計全般(設計製図)

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