中小企業 新ものづくり・新サービス展

三益工業株式会社(東京)

「航空宇宙機器のコア部品製造に必要な技術の開発・高度化」

三益工業株式会社 代表取締役 中西 忠輔

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出展プロフィール

会場
東京
出展ゾーン
鉄鋼・金属製品
ものづくり補助金の事業計画名
平成24年度 航空機用油圧制御装置中核部品の生産効率化技術の開発
平成25年度 航空・宇宙用油圧制御装置用コア部品の内径精密仕上げ加工技術の高度化
平成27年度 複雑形状を有する航空宇宙精密部品における三次元測定の生産性高度化

各年度のものづくり補助金で、技術向上のための設備を導入

御社の主な事業内容と経営理念をお聞かせください。

弊社の主な事業内容は、特別機械加工や熱処理、非破壊検査、部品の製造、ユニットの組立となっております。経営理念は「妥協なきモノづくりへのあくなき挑戦」です。社名でもある三益の通り、社会・お客様・自分たちの三方に利得があるような事業展開を意識しております。

本展示会の出展物(ものづくり補助金を活用して開発した製品・サービス・技術等)について教えてください。

高精度・高品質な複雑形状機械加工技術や超精密微細研削加工技術を出展いたします。どちらも航空宇宙機器のコア部品を製造するために必要な技術です。

出展する技術はどのような部品の製造に使われるものですか?

s-H24年もの補助設備・NC研磨機
平成24年度ものづくり補助金で導入した研磨機

簡単に言うと、フライトコントロールのための部品に使われています。航空機の羽には方向転換をしたり上昇・下降をするために動く部分があります。その制御装置の一部を弊社で製造しているのですが、これは平成24年度と平成25年度の補助金で開発・高度化した技術を使用している部分です。また、弊社で製造している着陸時に使用するランディングギアにもこの技術が使われています。

ものづくり補助金は何に活用されましたか?

平成24年度は外形を研磨する研磨機を導入しました。それまでは、汎用の研磨機で職人が行っていたのですが、数値制御化することによって生産性を高めることに成功しました。
平成25年度には、平成24年度に導入した研磨機を外径・内径の双方で研磨できるように改良いたしました。さらに、より安定した内径の研磨作業ができるホーニングマシンも導入したことで、これまで1個に15分程度かかっていた作業が5分程度で可能になり、時間短縮と労働負荷の軽減を実現しました。
平成27年度の補助金では、三次元測定機を導入し、自由曲面を有するエンジン部品の検査能力向上を図りました。いずれの設備も、品質の高い部品を製造するために必要不可欠なものです。

展示会は高い技術を持つ企業と意識を高め合う機会に

開発にあたって困難だった点は何ですか?

意図的に獲得したい技術を定めて事業を進めておりましたが、設備を導入した際のテスト加工で、想定外のトラブルがたびたび発生しました。その解決には試行錯誤しましたね。また、日常的な業務をこなしながら、業務外の短い時間で補助事業の成果を出さなければならなかったので、これも振り返ってみると苦労と言えるかもしれません。

補助事業について、今後の展望をお聞かせください。

s-H27年もの補助設備・三次元測定機
平成27年度ものづくり補助金で導入した
三次元測定機

機械を加工するだけではなかなかお客様の興味を引くことはできません。そこで機械加工の中でも幅を持たせ、他の企業様と連携しながら一貫加工を提案していきたいと思っております。また、今後の課題としてコストの削減が挙げられていますので、解決に向けて、設備や製造過程の見直しを図りたいです。

本展示会ではどんなことを期待していますか?

まずは、自分たちの技術を見ていただいて、弊社が応えられるニーズをお持ちの方、つまりお客様になり得る企業様とマッチングできればと思っております。
また、弊社が持っていない技術、弊社より高い技術を持っている企業様も出展されると思いますので、そういった企業の方々とも積極的に意見交換をさせていただき、お互いの意識を高め合ったり、ミッシングリンクの解消につなげていければ嬉しいです。

三益工業株式会社の補助事業写真

企業プロフィール

出展者名
三益工業株式会社
創業年月
1966年5月27日
代表者
中西 忠輔
本社所在地
〒143-0014 東京都大田区大森中1-17-23
TEL/ FAX
03-3763-0141/03-3768-2048
Webサイト
http://www.mmsk.co.jp/
資本金
3,000万円
取扱製品
航空宇宙機器・電力発電施設・高速鉄道車両・産業設備部品などの精密機械加工、真空熱処理、ユニットの組立・整備作業

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