中小企業 新ものづくり・新サービス展

株式会社ジャパン・ミヤキ(東京)

「船外機部品プロペラシャフトの革新的な生産工程の構築」

株式会社ジャパン・ミヤキ 営業部 取締役営業部長 宮木 啓臣

④本社工場_加工後

出展プロフィール

会場
東京
出展ゾーン
鉄鋼・金属製品
ものづくり補助金の事業計画名
平成24年度 船外機部品プロペラシャフトの革新的な生産工程の構築

複合加工機の導入で、製造原価とリードタイムを圧縮

御社の主な事業内容を教えてください。

精密部品加工メーカーという位置づけで、様々な分野で使われる部品を作っています。船外機やウォータービークル、トラック、コピー機などのOA機器、産業機器などに使われる部品の製造を手掛けております。形状や用途にとらわれず、幅広く作っているのが特徴ですね。

本展示会の出展物(ものづくり補助金を活用して開発した製品・サービス・技術等)について教えてください。

事業計画名は「船外機部品プロペラシャフトの革新的な生産工程の構築」です。本展示会では、プロペラシャフトを出展いたします。
あるお客様が船外機の軽量化プロジェクトを推進していて、私たちがそれに参入しようと手を挙げました。プロペラシャフトは船外機の構成部品の一つで、エンジンからプロペラに動力を伝える役割を持っているのですが、この生産工程を効率化した内容になります。

具体的にどのような部分を見直したのでしょうか?

②シャフトプロペラ

補助事業で開発したプロペラシャフト

お客様にとって、注文から納品までどのくらいかかるかを示す「リードタイム」、それから「コスト」、そして「品質」はとても重要な要素です。品質に関してはすでにお客様から高評価をいただいていたので、残りの2つ「リードタイム」と「コスト」を追求していきました。
そのために必要だったのが「複合加工機」で、この導入にものづくり補助金を活用し、工程集約を行いました。複合加工機は、今までA社B社C社がそれぞれ行っていた工程を一カ所でできるようにする機械です。例えていうなら、お刺身を作る際、従来なら鱗を取って皮をはいで、身をさばいてようやくお刺身になるところ、この複合加工機を使えば機械に魚を入れるだけでお刺身が出来上がる。そんなイメージです。この複合加工機を導入したおかげで、製造原価とリードタイムを圧縮することができました。

ものづくり補助金を活用しようと考えた理由は何ですか?

複合加工機というのは、正直「何年かけて償却していくんだ?」というような高額商品です。でも、だからと言ってその導入費を事前にお客様に請求するわけにはいきません。そこで、補助金を活用し、経営に支障をきたさずに安定的な運用をしようと考えました。

補助金で得たご縁を大切に

開発にあたって困難だった点は何ですか?

③加工設備

ものづくり補助金で導入した複合加工機

やはり新しい設備を自社の技術で使いこなすのが大変でした。先ほどのお刺身の例だと「良い包丁なんだけど、使い方が悪くて上手く切れない」という状況です。これを社内でどう作りこんで調整していくのか、というところに一年くらいかかりました。現在ではもう量産体制も完成し、流通可能な段階になっています。

補助事業について、今後の展望をお聞かせください。

補助事業を始めるきっかけになったお客様とは無事に契約を結べて、口座開設にまでこぎつけることができました。今でも関係性は続いていて、今後もっと大きな取引にしていければいいなと考えております。

本展示会ではどんなことを期待していますか?

弊社の生産力と品質管理に魅力を感じてくださる企業様とマッチングしたいです。弊社の強みは、中量ロットの加工完成品を一貫生産できて、トータルで品質保証できるというところにあります。中量ロットとは、数個~数十個のような少量ロットでもなく、数万個のような大ロットでもない、月産50~2000個ほどのボリュームに対する弊社での呼び名です。これぐらいのボリュームに対応できる企業様はほとんどありませんので、このボリュームを求めている企業様とぜひお話しさせていただきたいですね。

企業プロフィール

出展者名
株式会社ジャパン・ミヤキ
創業年月
昭和30年
代表者
宮木 茂明
本社所在地
〒431-3101 静岡県浜松市東区豊町3226-1
TEL/ FAX
053-433-3717/053-433-7312
Webサイト
http://www.japan-miyaki.co.jp/
資本金
1,000万円
従業員数
89名
取扱製品
精密金属加工品 (輸送機器、OA機器、他)

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