高性能な赤外線カメラで建物の老朽化を診断する

株式会社グッドワン 
代表取締役 佐藤 勇義

老朽化した建物にある問題を解決する

─御社の主な事業内容を教えてください。

当社では不動産業(売買・仲介)、建設業(新築分譲・注文住宅・リフォーム)、各種検査業務(外壁劣化診断・雨漏り診断)を中心に展開しています。
強みとしているのは、不動産業と建築業がトータルでできることです。そのため、お客様の要望にあわせて土地を探し、そこに建設する建物のプラニングから設計、施工を一貫して行えます。
老人福祉系やペット系の資格も持っているので、普通にはない、斬新な住宅を作ることが得意です。

例えば、室内の車庫をガラス張りにして、リビングからお気に入りの自動車を見れるようにしたガレージハウスも数多く手がけてきました。不動産・建築業では約30年の実績があります。

─どのような背景・目的で本事業に取り組んだのですか?

建物の目に見えない劣化や水分の侵入を赤外線カメラで撮影・解析することにより調査できることを知り、興味を持ちました。そこから赤外線建物診断技能師の資格取得に取組みました。
TERS(街と暮らし環境再生機構)のセミナーや研修でRC造、SRC造等の建築物の老朽化に伴う、外壁等の劣化・剥落などによる事故を防ぐ観点から、今後、老朽化した建物の外壁等の検査の需要がますます増えて行くことを実感しました。そのため、専門的な知識を身につけ、この課題に取組みたいと考えました。
課題解決のため、建物診断・調査(外壁劣化診断・雨漏り診断・断熱効果診断等)に必要な、高性能赤外線サーモグラフィー装置と解析ソフト購入にものづくり補助金を活用することにしました。

国内に数十台しかない高性能機器を活用して安心を届ける

─展示会の出展物(ものづくり補助金を活用して開発した製品・サービス・技術等)について教えてください。

国内に数十台しかない高性能赤外線サーモグラフィカメラ(FLIR T1050sc)と高性能解析ソフト(FLIR ResearchIR Max)により、赤外線建物診断技能師・雨漏り診断士が撮影・解析を実施し、報告書を提出、専門家の見地から建物の状況や修繕等の対策について説明させて頂きます。

赤外線建物診断では、建物の空隙等の劣化部、雨水等の水分の滞留部の有無を、撮影した赤外線画像の解析により特定し、通常の写真と比較し、不具合の状況をご説明させて頂きます。
非破壊・非接触・足場不要で、短時間・低コストで診断でき診断データを保存できるため、定期的な診断にもお勧めです。多くの人が出入りする商業施設、福祉施設等にも効果的です。

─それは世の中にどう役立つのですか?

従来からある打診診断では、時間もコストもかかり、手軽にできる調査ではありませんでした。また、打音と目視による調査は感覚や経験によるところが大きく、調査者のスキルに左右されるところがありました。
本事業によるサービスでは、時間も掛からず、コストも1/4以下で画像を解析し診断できます。データの保存ができるので、時系列で比較検証したり、撮影者以外の人が診断することもできます。そのため、同じ金額で、4回以上調査できるため、検査しやすくなるというメリットが生まれます。

─競合と比べての優位性は何なのでしょうか?

打診と比べて、期間は1/3、コストも1/4以下となります。また、赤外線建物診断技能師や雨漏り診断士等の資格者で建築に明るいプロたちが、直接、撮影・解析をします。TERS正会員として協会と連携し、建物診断のデータを検証し、診断結果を報告する体制まで構築しているのは他にない優位性だと自負しています。

─どのような使用シーンを考えているのでしょうか?

老朽化によるモルタル・タイルの剥落等による事故を未然に防ぐため、古い建築物等の外壁の状況をデータ管理し、短いスパンで定期的に検査を行い、安全を確保したいと考えます。

─どのような場所・人に使ってもらいたいと考えているのでしょうか?

自然災害も多いため、老朽化した建築物が問題になっています。事故が起こってからでは取り返しのつかないことになります。そのため、老朽化した建築物の管理者・所有者等に活用して頂きたいと考えています。80m、20階建てくらいの建築物の調査が可能です。

自動車の車検のように、建築物の監視を実現したい

─どのようなバイヤーとマッチングしたいとお考えですか?

赤外線診断により、老朽化した建築物等を監視し、剥落等の危険に対処しようと考える管理者・所有者の方とマッチングしたいと考えています。また、建築関係や設計関係ともお付き合いできればと思っています。

─補助事業について、今後の展望について教えてください。

自動車の車検のように、老朽化した建築物等を監視し、剥落等の危険に対処するため、短いスパンで定期的に検査を行えるよう、低コストで安心を提供できるシステムを構築したいと考えます。

出展プロフィール

出展物の業種
物流・サービス・その他
補助事業実施年度
平成30年度
補助事業計画名
赤外線カメラで建物不具合を視覚化する革新的建物診断への取組み

企業プロフィール

社名
株式会社グッドワン
創業年月
平成29年6月
代表者
佐藤勇義
本社所在地
〒336-0923 埼玉県さいたま市緑区大間木1703-1
TEL/FAX
048-755-9843/048-755-9853
WEBサイト

https://www.good1.co.jp

資本金
500万円
従業員数
2名
取扱製品

動産売買、仲介、分譲、リフォーム、建物検査等