株式会社能作
代表取締役会長
能作 克治
高岡市には400年前から伝わる伝統産業 「高岡銅器」の技術があります。
株式会社能作は1916年の創業以来、その技術を用いて銅合金製の仏具や茶道具、
近年では錫製のテーブルウェアやインテリア製品を鋳造してきました。
2002年の代表取締役社長就任時と比較し社員15倍、売上10倍、8年連続10%成長を営業なし、社員教育なしで達成。
地域と共存共栄しながら利益を上げ続ける仕組みが各種メディアで取り上げられています。
本講演では能作の歩みと、伝統産業を引き継ぐチャレンジについてお話しいただきます。
Katsuji Nousaku
株式会社能作
代表取締役会長
1958年福井県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。大手新聞社のカメラマンを経て、1984年能作入社。鋳物職人として18年働く。2002年に同社代表取締役社長に就任。
それまでは下請けとして仏具や花器を製作して問屋に卸す業務が主だったが、錫や真鍮の素材特性を活かしたテーブルウェアとインテリア小物の自社ブランドを展開。錫100%の「曲がる食器」をはじめとする斬新でスタイリッシュな商品群が、高い支持を集める。17年本社屋を新設。年間13万人の見学者を記録する。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員会特別賞、第1回「三井ゴールデン匠賞」グランプリ、日本鋳造工学会 第1回Castings of the Year などを受賞。2016年藍綬褒章受章。
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