女性座談会登壇者インタビュー 「二九精密機械工業株式会社 小泉 美保」(京都府)

「弊社の良いところは、社員全員が会社や仕事に
愛着を持って新しいことにチャレンジしているところです」

二九精密機械工業株式会社 営業部 業務課 課長 小泉 美保さん

企業プロフィール

二九精密機械工業株式会社は、様々な部品の加工や機械のコア機構部の開発、設計および製造を行っている会社です。ステンレスやチタン、ハステロイなどの難削材の精密切削加工や溶接などの他、眼鏡用部品の販売も取り扱っています。とは言え実際の業務内容はものづくりだけに留まらず、お客様からの様々なご相談に対し、様々な角度からソリューションを持って、課題解決に導いています。

主人と子どもの後押しで、再就職することを決めました

―現在までの経歴をお聞かせください。

弊社に入社してからは16年になります。大学卒業してから大手の下着メーカーに就職し、1年半ほど勤めておりました。直営店でディスプレイなどをしているうちに、インテリア関係の仕事がしたいと思い始め、インテリアの学校に半年間通った後に、インテリアコーディネーターの企業に再就職し、建築関係や店舗設計の仕事を3年ほど経験しました。その企業に勤めている間に結婚し、出産を機に退職。子どもがある程度大きくなってからは復帰したいなという思いもありましたが、仕事の性質上子育てとの両立が難しいと感じ、また別の企業で短期の契約社員として働いておりました。しかしやがて、責任を持って最後まで成し遂げられる仕事がしたいという気持ちが芽生え、正社員として働きたいなと。子どもがまだそれほど大きくなかったこともあり、始めは躊躇していたのですが、主人や子どもたちが賛成して後押しをしてくれたので、弊社に入社いたしました。製造業は初めてでしたが、普段の生活で目にはしていてもそんなに気にしていなかった小さな部品が、当たり前のように作られている現場を見て、こんなに小さく精密な加工が出来るのはすごいなと思いまして。今でもそういった技術力は素晴らしいと感じています。

―今携わっている仕事の内容とやりがいを教えていただけますか?

現在は営業部の業務課に所属しております。業務課の主な仕事内容はお客様からご依頼があった案件のお見積もりから、受注手配、納期調整、生産調整そして出荷などですね。様々な業務を行っております。多くの方と会話をする機会が多く、とても楽しいです。確かに大変な部分もありますが、他のスタッフと助け合いながら問題を解決させることができた時にはとてもやりがいを感じますね。

―家庭と仕事の両立のコツはありますか?

ある程度子どもが大きくなってから入社したとは言え、まだ小学生だったので最初のうちはすごく不安でした。子どもが帰ってくるとワンコールしてもらっていたのですが、当時の先輩方や同僚の理解が得られたことはとてもありがたかったです。夕方に電話がなると「出ていいよ」と言ってもらえる環境だったので、上手く仕事と向き合えたんだと思います。今では小学生だった子どもも就職しました。「寂しいと思ってた?」と聞いてみると、「寂しかったけどお母さんが頑張ってるから僕も頑張った」と言ってくれたんです。会社からも家庭からも理解を得られて、本当によかったと思います。大変に感じることもありましたが、皆の協力のおかげで、ここまで頑張ることができました。

―あなたから見た御社の良いところは何ですか?

社員全員が会社に愛着を持って仕事をしているところだと思います。友人や知人の話を聞いていると、自信を持って「この企業で働いています!」と言えない環境にいる人が多いなと感じるんです。やはりその自信は企業や自分の仕事への愛着ややりがいから生まれてくる部分だと思うので、感じることができる環境にいることができて本当によかったなと。弊社はここ数年間で方針や福利厚生が変わり、会社全体で若手社員をバックアップする体制ができてきました。私自身も、先輩方が作ってくれたその風土や雰囲気を保ち、よりよい環境を作っていかなければいけないと感じています。

小泉さんが最近気になっていること

もともとあまり趣味がなく、家でゆったりするのが好きなタイプです。その分、家に対するこだわりは強く、以前は休みの日に思い立って模様替えをしたり家具を移動したりしていました。ただ最近は、体力の関係でできなくなってきたんですね。しかしこの春から遠方で仕事をしていた長男が転勤で実家に戻ってきまして、主人と3人で一緒に住んでるんです。男手が増えたので部屋の模様替えをまた始めています。長男とは高校卒業してからずっと離れて暮らしていて寂しい思いをしていたので、今本当に楽しいです。

小泉は多様化する雇用形態に完璧に対応してくれています

―小泉さんのお仕事ぶりはいかがですか?

代表取締役社長 二九良三さん

弊社は全体で言うと4分の1ほど、本社に限定するとおおよそ半分が女性です。最近はものづくりをする女性自体も増えてきました。弊社も例外ではありませんが、その増加に従って、雇用形態も多様化してきているんですね。小泉は、短時間正社員や契約社員、派遣社員、そして育児休職者への細やかな連絡など、その多様化に完璧に対応してくれています。人によって勤務体系が異なっていて、その管理をしなければならない立場にいるので、本当に大変だと思うんです。急な休みや早退、勤務時間の変化などを責任者として確認しつつ、部下ひとりひとりの作業自体も管理してくれているので、非常に助かっています。

―女性だからこそ担えている役割はありますか?

特別女性と男性で分けて考えることはありませんが、ただ、女性の方が物腰や声のトーンが柔らかく、お願いすることやお願いしたことに対してのきめ細やかな対応に秀でていると思います。弊社の業務課の在籍者はほとんどが女性で、特に電話対応では、お客様からお褒めの言葉をいただくことが多いです。女性だけとは限りませんが、非常に丁寧に接しているので、とても印象が良いというお言葉を頂戴しています。

企業情報

企業名 二九精密機械工業株式会社
代表者 代表取締役社長 二九 良三
所在地 (本社)〒601-8454 京都市南区唐橋経田町33-3
(東京営業所)〒108-0075 東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー4階
TEL/FAX番号 075-661-2931/075-661-2937(本社)
資本金 3,000万円
従業員数 180名
主な事業内容 メディカル・分析・産業機器・一般工業製品のコア機構部の開発、設計から製造
精密機械部品切削加工
(各種複合切削加工・小径シームレスパイプの製作・高速微細加工・ハステロイ、インコネル、チタン、SUS等、難削材の加工)
小径βチタン合金パイプの製造/販売/提案
眼鏡ゆるみ止めネジ等の販売
眼鏡用線材
ホームページ http://futaku.co.jp/

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