注目の出展企業 「TMトミオカ株式会社」(愛媛県)

「減災と省エネ、2つの顔を持つテント素材の天井」

TMトミオカ株式会社 代表取締役 宮道 享

出展プロフィール

会場
東京
業種
その他の製造業

間仕切りフィルムと膜天井を組み合わせて省エネを

―御社の主な事業内容についてお聞かせください。

運動会でよくみられるようなテントや、テントに利用している素材を使った製品の製造・販売になります。具体的には、店舗などで使われる日よけのためのオーニングや、工場で備品などを保存する大型テントですね。工場内の空間を縦方向に仕切る間仕切りフィルムの製造・販売も行っております。

―今回ご出展いただくのはどのような製品になりますか?

膜天井

新開発の膜天井という製品です。東日本大震災で、避難先の天井が崩落してしまった、という事故がありましたよね。そのような事故を起こさないために設置する、テントでできた天井がこちらの製品です。柔らかくて軽い素材を使用しているので二次災害の心配もありません。実際に店頭で使われているものなので信頼性も十分です。

―災害時以外にも想定されている使い方はございますか?

先ほど少々お話しした間仕切りフィルムと組み合わせての使い方も考えております。例えば膜天井を吊るしたところにフィルムを組み合わせ、作業空間を簡易的にフィルムで囲みます。そうすると、その区切られた空間だけに空調を効かせればいいので、空調費の節約になります。当然作業空間の最適化にもつながると考えております。

―他の企業様ではこういった試みは行われなかったのでしょうか?

そもそも膜天井と間仕切りフィルムを組み合わせられるようにする、という発想がありませんでした。それまでは空間を仕切るというと、柱を立ててそこに天井をつけるという、いわば下から上へという方法しかなかったのですが、膜天井とフィルムを組み合わせれば上から下という方法が可能になります。こちらの方が簡単であるのはもちろん、柱も必要ないので省スペースです。

屋根にかける断熱材が広告になる

―ものづくり補助金はどの製品に使われたのでしょうか。

屋外断熱スズシェード

今回出展させていただく膜天井とは違うのですが、こちらも弊社で開発製造を行っているスズシェードという製品の開発に使わせてもらいました。こちらの商品は、「風は通しつつ日陰を作れる」という特徴を持つメッシュ生地を使い、工場などの屋根にかけることで工場内部の気温を低下させようとうものです。工場はどうしても内側に熱がこもりやすいため、これを解決できないか、ということで開発しました。それからスズシェードにはもう一つ、生地にプリントができるという特徴もあります。屋根にかける商品なので当然大型の生地になるのですが、これに例えば企業名やキャッチコピーなどを印刷すれば、側を走る道路や線路から見えるのはもちろん、Googleマップなどにも映るようになるので、断熱と広告という2つの顔を持てるようになります。

ただ、スズシェードほど巨大なものに印刷するためにはそれ相応の印刷技術が必要になりますし、またスズシェードの効果が果たしてどれくらいあるのかということも大学など第三者機関に依頼して調べなければなりません。補助金はそういった設備費や検査費に使わせていただきました。

―今後の事業展開をお聞かせください。

まずは「震災など有事への備え」と「工場での省エネ」の2つを売りにして、とにかく膜天井の認知度を高めていきたいです。弊社の強みは間仕切りフィルムの加工なので、膜天井とフィルムを組み合わせという特徴による、フィルム自体への需要アップをねらっていきたいですね。

今後は大手企業様がお持ちの大型工場への営業というのも積極的にやっていこうと思っています。工場というのは大きくなればなるほど空調管理が難しく、無駄が大きくなりますから。弊社のように小さな会社でも、有事の際の減災や大規模工場の環境改善の役に立てるということをしっかりと広めていけたらと考えています。

TMトミオカ株式会社の主な製品

  • スズシェードスクリーン
  • 間仕切り1
  • 間仕切り2
  • オーニングテント
  • 固定テント
  • 装飾テント
  • テント倉庫

企業プロフィール

企業名
TMトミオカ株式会社
基本情報
創業年月 2015年4月
代表者 宮道 享
本社所在地 〒791-1121 愛媛県松山市中野町130番地
TEL/FAX番号 089-993-7896/089-993-7895
Webサイト http://www.tm-tomioka.com/
資本金 2,000万円
取扱製品 テント事業部
レンタルリース事業部
ネット事業部(防球・防鳥)
内装事業部(膜天井・間仕切り)
IJPサイン事業部(膜材看板)

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