注目の出展企業 「サトー鋼材株式会社」(埼玉県)

「『できる事なら、どんなことでも絶対に断らない』
信頼関係を大事にした加工を」

サトー鋼材株式会社 代表取締役社長 十二役 康昭

出展プロフィール

会場
東京
業種
鉄鋼業

短納期、多品種、小ロットでも、できることはなんでもやる

―御社の主な事業内容についてお聞かせください。

弊社はもともと鋼材の卸をやっておりましたが、15年くらい前から1次加工、2次加工を始めました。今となっては販売の90%が加工となっており、そのうち8割が建築関係のものです。他にも計器や自動車、機械、あとは土地柄もあって鋳物などもありますが、どちらにしても加工に特化した事業を行っております。

―今回ご出展頂くのはどういった製品でしょうか?

補助金を使って導入した設備「バリ取機」と従来からある「レーザ加工機」で加工をした製品を展示させて頂きます。ご覧頂くだけで「面白い」と感じるようなものをお持ちする予定です。

とは言っても、弊社の加工機が他社様よりも特別性能がよいとか特殊と言う訳ではありません。おそらく他社様の加工機と大きな違いはないと思います。

―それでは、御社ならではの強みはどういった部分でしょうか?

確かに機械に大きな違いはないと思いますが、私たちの強みは対応力です。常々私が従業員に言っている言葉は、「できることなら、断るな」です。受注を忘れていた、手配が漏れていた、変更になったから「すぐ品物が欲しい」という経験は誰しも一度や二度あると思います。それを納期直前になって気づいてしまったとか。弊社にも納期直前になってお困りになった方から「他のところでは全部断られた」「出来上がるまで待ちますからお願いします」と言うようなご依頼を頂く事があります。実際にあったことですが、一見のお客様が図面を手にして来られたことがあります。「今、待っているから直ぐ切って欲しい」と言われるので図面を拝見するとレーザ加工品でした。作図から作業終了までどんなに急いでも二時間は掛かりそうなので、お客様へそう伝えると「終わるまで待ちます」と仰るんです。もう、そこまえくるとやるしかないですよね。私も同じような経験をしましたので気持ちはよくわかります。だから、我々でできる事であればお受けしております。そのようなご縁から信頼関係が生まれます。その信頼関係は会社の利益となります。だからお手伝いをしなさいと、従業員には常日頃から伝えています。

また、弊社の加工設備だけでは対応できないものに対して、協力会社様と連携し対応しております。それは技術的な側面だけでなく、例えば納期や予算など、様々な要因で「できる」「できない」が決まってきます。ですから、「このやり方は単価が高くなりますが、こちらのやり方ならば安くなります」「納期が早くなる・遅くなる」のような、ご提案もさせて頂いております。
お客様へも弊社にとってもメリットがあるご提案をすることで、より信頼関係が構築できるのではないでしょうか。

新たな使い方を模索中の「バリ取り機」

―ものづくり補助金はどういった部分に利用されましたか?

3年くらい前から、太陽光発電の架台製作メーカーとお取引をしております。そのお仕事の中で、製品が錆びない為にお客様の方で表面に溶融亜鉛メッキ仕上げをしますが、その際、製品のエッジが立ったままだと、そこへメッキ仕上げをしても後に製品同士が輸送や設置する際にぶつかり合ってメッキが剥がれ落ちることが多々あるので、エッジ除去が条件の一つにありました。そこで効率良く除去処理を行える「バリ取機」を補助金で導入したのです。もちろん太陽光以外にも用途はあると考えておりした。

しかし、実はこの「バリ取機」を導入した直後に太陽光発電のブームが去ってしまい、需要がなくなってしまったのです。「さて導入したものの使い道はなくなってしまった、どうしよう」と悩みました。バリ取り自体は太陽光発電関係に限った話ではありません。レーザ切断後バリを取る工程を必要とされるお客様できっといるはず。そう思い、今回の展示会ではバリ取り後の製品を展示します。「バリ取機」を使ってこんなことがしてみたいとお考えの企業様がいらっしゃいましたら、是非お話をさせて頂ければと考えております。

―今後の事業展開をお聞かせください。

現在、スーパーゼネコンの一次下請けさんと幅広くお取引をさせて頂いております。この度、歴史に残る大規模な工事の一部を受注しました。設計の段階から携わせて頂いているので、提案営業をおこないやすく、今後もそういった事業を展開して行きたいです。また、設備も老朽化しておりますので、早急に最先端の設備に更新をして行きたいと考えております。

そして、一番は人材の育成ですね。中小企業にはなかなか良い人材が集まらないという風説がありますが、工場見学やインターシップを積極的受け入れ、魅力ある企業をアピールして、これからも若くて優秀な方々を採用し育てていきたいです。

―マッチングしたい企業様はどういった企業様ですか?

金属を扱う業者さん、特に建築関係の業者さんには色々な面で間違いなくお役に立てると思っております。もちろん、「バリ取機」にご興味頂ける企業様がいらっしゃいましたら大歓迎です。あとは、頼んでも「できない」と断られて困っていらっしゃる企業様は、是非ご相談ください。先程も申し上げたように、弊社のモットーは「できることなら、断るな」。少しでも皆様のお力に立てればと思います。

サトー鋼材株式会社の主な製品と工場風景

企業プロフィール

企業名
サトー鋼材株式会社
ものづくり補助金利用事業名
バリ取り機による、レーザ加工品の品質向上と顧客満足・販路拡大計画
基本情報
創業年月 昭和43年2月
代表者 十二役 康昭
本社所在地 〒334-0072 埼玉県川口市安行吉岡1465番地
TEL/FAX番号 048-285-5541/048-285-5542
Webサイト http://www.satokouzai.com/
資本金 1,000万円
従業員数 24名
取扱製品 鋼材の販売及び加工

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