注目の出展企業 「株式会社オークマ工塗」(大阪府)

「独自の塗装技術で金属からシリコンまで様々な素材への塗装を行う」

株式会社オークマ工塗 営業部長/品質管理責任者 寺倉 由英

企業プロフィール

会場
大阪
ブース番号
596
業種
その他の製造業
所在地
【事務所・布市工場】
 579-8004
 大阪府東大阪市布市町3-2-57
【石切工場】
 579-8004
 大阪府東大阪市布市町3-2-57 「布市工場横」
【第三工場】
 579-8004
 大阪府東大阪市布市町3-1-28

様々な素材に対する塗装ノウハウを培うとともに技術力の広報に注力

― 力を入れている事業分野についてお聞かせください。

弊社はダイキャスト商品や金属類をはじめとした、様々な素材への塗装を行っております。ガスメーカーさんや医療機器系の企業様とのお取引も多いですね。おかげさまで最近は多くのご依頼をいただき、お問合せも月20~30件ほどいただいてます。

― ご依頼獲得のために技術面以外で力を入れていることはありますか?

展示会への出展には力を入れています。弊社の独自技術を広める、お客様に見ていただくことが大事ですので。
またホームページの作成にも力を入れていますね。弊社の『ワレンコート』という技術を、どんな用途があるのかわかりやすくご紹介するためのマンガも作成しました。塗装に詳しくない方にも『オークマさんはマンガを描いてる変わった塗装屋さん』として認知していただこうというねらいもあります。

― 御社の塗装にはどのような特徴がありますか?

まず、不良率を常に把握し、品質管理・改善にこだわっている点です。とある自動車メーカーさんにご依頼いただいた際には、それ以前の不良率が40%程度だったらしいのですが、2~3%まで落としました。
そして、一般的な塗装屋は鉄だけなど特定の素材への塗装に特化している場合が多いですが、弊社は樹脂に金属にと様々な素材に塗装を行うことができます。焼付塗装においては、金属であれば120℃~180℃、樹脂だったら60℃、と素材によって釜の温度を変えたり塗料を変えたりノウハウがあるのですが、弊社はそういった素材に応じた塗装ノウハウを幅広く培っているのです。また幅広い素材の塗装を実際に対応できるように、日によって釜温度を変えるという運用もしています。
加えて、かなり早い納期でも対応可能です。余裕がある時期でしたら、数にもよりますが『次の日に欲しい』というご要望にもお応えできます。
あとお伝えしたいのが、独自の技術『ワレンコート』ですね。

独自の技術『ワレンコート』でポリエチレンやシリコンへの塗装を可能に

― 『ワレンコート』とはどういった技術ですか?

『ワレンコート』は特殊な塗料を使用することで、今まで塗装が困難だった素材に塗装する技術です。ポリエチレンやシリコンなどの素材にも塗装出来るようになりました。シリコンに関しては、シリコン塗料を使用すれば塗装できましたが、扱いが難しく後処理が大変なため、普通の塗装屋さんではほぼ扱えません。その点をどうにかできないかと考え、ウレタン系の塗料でもシリコンに塗装できる技術を開発したのです。
また、『ワレンコート』という名の通り、塗装した軟質素材を曲げても割れません。通常の塗装は曲げるとぱりぱりとヒビが入りますが、ワレンコートで塗装すると180度曲げても割れることがありません。
この技術を、ナイロン12や、密着が弱い金属類などの今まで塗装が難しかった素材にも使えないか、検証も進めています。

― 補助金を活用して実現されたことは何でしょうか?

工場で働く一人一人の負担軽減を果たしました。かつては夏場なら45℃ぐらいまで上がるブース内で長時間の作業が必要だったのですが、補助金を活かして導入した機械により、作業時間の余裕を作れたためです。今後も補助金を活用して、ワレンコート専用の機械を導入し、人的な負担を減らすと共に人と機械を組み合わせた塗装技術で独自性を高めたいと思っています。

― 今後力を入れたい分野はありますか?

弊社はパイプ内面への塗装ノウハウもありまして、最近はそのノウハウを活用して化粧品等の製品容器内側への塗装を数多く対応しています。こちらも機械を導入し、より多くのご依頼に対応できるようにしようかと考えています。
また、オリジナル柄を出す塗装にも力を入れたいと考えています。例えば、木製の製品の表面に金属製品かのような柄を出せる塗料を扱い始めました。塗料は金属粒子が入っているので、本当の錆をつけることもできます。特殊な技法につき高価になりますが、一点ものの製品などとは親和性が高いです。

― 展示会ではどういった企業様との出会いを期待されますか?

中小メーカー様でオリジナル商品を製造している企業様と、特に縁を得たいですね。大手メーカー様との縁もありがたいですが、大量生産が必要な製品を対応させていただくと、使用技術がその製品専用になりかねないもどかしさもあるので、その場合は技術協力をさせていただく方向も考えています。

株式会社オークマ工塗の工場風景および主な製品

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