注目の出展企業 「株式会社禾」(香川県)

「緊急時に誰でも食べられる、アレルゲンを一切含まないお菓子を」

株式会社禾 営業部 セールスマネージャー 久保 敏彦

企業プロフィール

会場
東京
ブース番号
12
業種
食料品製造業
所在地
〒760-0026
香川県高松市磨屋町10-4

最大で27品目の食物アレルゲンを含まない菓子を製造

― 現在の主な製品についてお聞かせください。

食物アレルギーに対応した菓子の製造、販売を行っております。3大食物アレルゲンである卵・乳製品・小麦を一切使用せずに、米を主原料として完成させました。

― アレルギー対応お菓子の製造・販売に至ったきっかけはありますか?

東日本大震災の時、支援物資として被災地に卵と乳製品を使用していない焼き菓子をお送りしておりました。その際に、現地より『小麦粉も使用していない菓子はないか』というお問い合わせを多くいただきました。しかし、当時当社では小麦粉のお菓子しかお取り扱いしておらず、対応することができなかったのです。その出来事がきっかけです。

― 御社の独自性はどういった部分にありますか?

3大食物アレルゲンだけではなく、最大で食物アレルゲン27品目を含まない菓子も製造、販売している点です。このような菓子は市場にはほとんど存在していません。アレルゲンが混入する可能性を出来る限り少なくするため、当社の工場では卵、乳製品、小麦、ピーナッツ、そばを一切工場に持ち込まず、製品の小麦グルテン抽出検査も定期的に行っています。
現在、当社の製品は通常のセレクトショップなどでも販売させていただいております。菓子の味が他の一般的な菓子と相違ないと評価いただいた結果だと思われますので、とても嬉しいですね。また、当社の菓子は地元香川県の米を使い、当社で加工し、パッケージングを提携している香川県内の障害者施設にお願いしています。その菓子を当社が販売し、代金をいただき、また製造のために県内の農家や施設に支払う。そんな循環を創出している点も、独自性があると考えています。

世の中にない、人の役に立つものを作り出すことを意識

― ものづくりの技術を高めていく上で意識している点はありますか?

私たちが作り出す製品が世の中にないものであり、お買上げいただく方々の役に立つものであることです。また、その製品がお米の新しい需要を創出するなど、「もの」が作り出す新しい循環の創造を意識しています。

代表取締役 中條 淳子

― ものづくり補助金はどういったご活用をされましたか?

製造効率を上げるための機械に活用いたしました。以前は落雁の木型のような型を使い、手作業で型抜きをしておりましたが、機械の導入により、製造も簡易化され、効率も飛躍的に向上しました。

― 今後はどういった事業展開を考えていますか?

引き続き、食物アレルギーを持った方々でも食べられるような製品の開発を進めていこうと考えています。また、昨今はグルテンフリーやビーガンなどへの注目が高まっていますので、そのような健康意識の高い方々向けの製品開発も行っていきます。海外への輸出も検討中です。

― 展示会ではどのような製品を出展される予定ですか?

当社で製造している「おこめのおかし」を展示予定です。食物アレルギーをお持ちの方は、災害に見舞われた際の非常食にも気をつけなければいけません。当社の製品のような調理の必要なく、すぐに食べることができる食品のご提案をいたします。

― 展示会ではどのような企業様との縁を期待されますか?

災害時の備蓄を必要とされている教育機関や公共機関の方々や、価格ではなく商品の内容を重視してくださる企業様とはぜひお話しさせていただきたいです。また、グルテンフリーの製品の輸出をご検討中の商社の方ともご縁があればお話をお伺いしたいです。

株式会社禾の主な製品

  • おこめのおかし「おこめケット」(プレーン)
  • おこめのおかし「おこめケット」(黒ごま)

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