株式会社ルミナスジャパン 専務取締役 富樫 大樹
自動車用の室内灯に使われる小型電球の製造・販売を行っております。また、お客様の要望を受け、LED照明の企画から設計・製造・販売までを一個単位から行っています。
今回は植物育成用のLED照明の展示をさせていただきます。先ほども申し上げたとおり、弊社では自動車用の室内灯のほかにLED照明も取り扱っており、その一つがこちらの製品です。植物育成用のLED照明は、LED照明の発光部分が着脱可能になっておりまして、違う色のLED照明と簡単に交換することができるようになっています。なぜそのような仕様にしたかと言うと、植物は種類によって好む色が違い、色によって成長も変わるためです。植物工場などでは、多くの種類の植物を取り扱うケースも多いため、植物の種類によって好ましい色に簡単に変えられるようにしています。
色を変えられるという点のみで言えば、LED照明本体の中にいくつかの色が入っているものは結構あります。それらは電気的に切り替えるとLED照明の色も変わる仕組みになっていますが、そうするとどうしても回路の構成が複雑になってきます。弊社では単純にLED照明を付け替えるのみのため、そういった複雑な機構が必要なくなり、取り扱いが非常に簡単です。弊社のような色を変える仕組みのLED照明は、他社様ではやっていないと思いますね。
もともと、弊社には電球の製造技術はありましたので、LED照明のランプをつくり、植物育成用の光源として提案させていただきました。その際に必要となったLED照明の設計や製造に関する試作や構想などにものづくり補助金を利用させていただきました。また、大学と共同研究を行い、科学的にその効果を実証するためにも利用しています。
今回、補助金を利用してLED照明の企画や製造、設計や試作に関するノウハウをかなり得ることができたので、植物を育成するということに関して、より一層LED照明の利用に重点をおいた開発を行っていきたいと考えております。また、最近では植物そのものに関する知識も積み重なってきておりますので、植物の成分分析や育成のお手伝いをこれからの新しい事業として展開していけたらなと思っております。
今まで通り自動車の室内灯はもちろんLED照明の製作技術を生かしたサービスを行っていきます。それと同時に、植物工場のお手伝いをより多く行っていきたいと考えております。また、我々自身も植物工場の運営を検討していきたいですね。
今回の出展では、植物育成用のLED照明の展示の他に、ガラス製の導光板と呼ばれる板を展示させていただきます。この導光板は光を面発光にするための板です。こういったものも取り扱っておりますので、ぜひ見に来ていただいて、PRできればと考えております。
創業年月 | 1966年10月 |
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代表者 | 富樫 克行 |
本社所在地 | 〒959-3134 新潟県村上市羽ケ榎68 |
TEL/FAX番号 | 0254-62-2332/0254-62-2589 |
Webサイト | http://www.luminous.co.jp/ |
資本金 | 1,100万円 |
従業員数 | 71名 |
取扱製品 | 小型電球製造、機械設計開発・販売 |