注目の出展企業 「株式会社 絹や」(徳島県)

「布や皮革、金属まで・・・
藍染めをより多くの市場に広げたい」

株式会社 絹や 代表取締役 山田 明弘

出展プロフィール

会場
東京
業種
織物・衣服・身の回り品小売業

繊維だけじゃない、様々な市場に発展する藍染め技術

―御社の主な事業内容についてお聞かせください。

様々な製品への藍染めを行っています。製品としての販売やオーダーも承っておりますが、染料や顔料としての販売もしております。

―今回出展していただく製品はどのようなものでしょうか?

天然染料を使用して藍染めした皮はもちろんのこと、今回は染料そのもののご提案もさせていただくために、染料も展示する予定です。染料はインクや様々な染色にご利用いただけます。

―ものづくり補助金はどのような部分に利用されましたか?

もともと徳島県は藍の産地として有名です。その藍を、従来は藍を乾燥させて作る「すくも」という染料にしていましたが、ものづくり補助金で「沈殿藍」で染料を抽出するための技術革新を行いました。新しいアプローチを持って、高効率な染料の抽出を実現しております。ものづくり補助金で新しい設備や機械を導入して、生産効率を上げるということはしておりません。染料抽出技術の開発に力点を置かせていただきました。

「すくも」による藍染めは、染める箇所やものの大きさに制限があります。沈殿藍ではその問題をクリアにすることができますので、より大きな木材や、紙、さらには金属などに染色することも可能です。金属への藍染めは、現在取り組んでいる分野の一つですね。

―今後はどのような製品にしていきたいですか?

やはり染料や顔料として様々な企業様にご利用いただきたいという思いを強く持っております。弊社のWebサイトでは藍染めした皮革製品の販売を行っておりますが、以前は皮革への藍染めをしている企業はありませんでした。弊社で染色をすることができたため、皮革市場や雑貨、家具などの市場に藍染めが普及していったのです。そのプロセスを他の産業でもできないか、まだ弊社が想定していない市場で、藍染めをご利用いただくことができないかと考えております。展示会では、弊社の顔料や染料を製品に取り込んでいただけるような企業様とマッチングしたいですね。

―今後の事業展開をお聞かせください。

マーケティングとしては、Webサイトで販売している藍染め製品の品数を増やしていきたいと考えております。ただしあくまでそれはシンボル的なもので、「このような染色ができる」とお客様に知っていただくための意味合いが強いです。皮革製品以外のものも考えてはいますが、製品開発自体は雑貨に留めたいと考えております。もっと大きな製品、例えば家具などは、弊社の染料・顔料を利用して藍染めしていただきたい。そのために、国内のみならず海外の展示会にも出展しております。一定の評価はいただいておりますので、今後もそれは続けていきたいですね。

株式会社絹やの主な製品や作業風景

企業プロフィール

企業名
株式会社 絹や
ものづくり補助金利用事業名
天然藍の高効率色素生成及び色素抽出技術の高度化
基本情報
創業年月 昭和44年8月
代表者 山田 明弘
本社所在地 〒770-0831 徳島市寺島本町西2丁目35番1
TEL/FAX番号 088-622-1745/088-622-0141
Webサイト http://www.japan-ai.jp/
資本金 1000万円
従業員数 5名
取扱製品 染料及び繊維製品

他の注目出展企業様