注目の出展企業 「有限会社舟形マッシュルーム」(山形県)

「堆肥にこだわったマッシュルームを
年間1,200トン生産し、加工にも注力する」

有限会社舟形マッシュルーム 専務取締役 長澤 大輔

出展プロフィール

会場
東京
業種
農業

植物性の堆肥を使用してえぐみの少ないマッシュルームを生産

― 御社の主な事業内容についてお聞かせください。

山形県でマッシュルームの生産をしている農業法人になります。一日3トン、年間だと1,200トンほどのマッシュルームを生産しています。

―御社のマッシュルームの特徴とはどのようなものでしょうか?

他のきのこと違ってマッシュルームは堆肥を菌床にして作るのですが、この堆肥にこだわっています。通常だと藁を腐らせて堆肥にしたものに、鶏糞などを混ぜて窒素分を補うことが多いのですが、弊社では鶏糞を用いずに、大豆や山形県内のコーヒー工場から出たコーヒーかすを混ぜています。このように植物性の素材のみで作られた堆肥を使うことによって、コストはかかりますがその分味の濃くてえぐみの少ないマッシュルームになります。

また弊社の特徴として、マッシュルームの加工も行っております。水煮やペースト商品が主ですね。マッシュルームの生産から加工までを一貫して行っている企業は珍しいのではないでしょうか。

―そうした加工品というのはどういった方がターゲットになっているのでしょうか?

大半が業務用になっております。スーパーやレストランさんが主なお取引先ですね。一部、お土産用として、小口販売も行っております。

―今回ご出展いただくのもこういった加工品でしょうか?

そうですね。弊社ではこのたびのものづくり補助金を用いて、加工用のレトルト殺菌釜を新たに導入しました。通常の加熱消毒だと100度までしか温度を上げられないのですが、補助金で導入したレトルト殺菌釜は中身を加圧してあげることで120度ほどまで沸点を上昇させることができます。その結果、より高い精度での殺菌ができるようになったのです。今までの殺菌方法だと賞味期限が半年しか持たなかったものが一年間持つようになったり、冷凍保存でなければならかったものが常温保存でも大丈夫になったりと、製品の長期保存などが可能になりました。マッシュルームというのはそのままだとそれほど日持ちがしないので今までは在庫過多が発生することもあったのですが、現在は余剰分を加工用にまわすことで在庫管理の適正化にもつながっています。今回はこのレトルト殺菌釜を用いて作られた商品を出展させていただこうと考えております。

マッシュルームは生食ができる唯一のきのことして注目されている

―今後の事業展開をお聞かせください。

今後はマッシュルームの生産自体の効率化による出荷量の拡大はもちろんのこと、やはり加工品にも力を入れていきたいですね。業界内では現在、乾燥マッシュルームの人気が非常に高くなっています。もともとマッシュルームはうまみ成分であるアミノ酸が豊富で、お肉を始めとして様々な料理との相性が抜群なのですが、そこにきのこ類の中でも唯一生でも食べられるという特徴と加工技術の進歩が相まって注目されています。このニーズをしっかり掴むためにも、弊社では新規設備の導入を検討しています。また小売商品の開発にも積極的に取り組んでいます。実際最近新たな設備を導入したことによってピクルスへの加工が可能になり、こちらは個人顧客をメインターゲットに現在生産しています。

―この展示会で出展される他の企業様へのアピールなどございますか?

今回は技術系企業の方が多くいらっしゃるということで、ぜひ弊社のマッシュルームの生産加工という業務内容にマッチしたサービスや機械、技術があればご教授願いたいです。よろしくお願いいたします。

有限会社舟形マッシュルームの主な製品や生産風景

企業プロフィール

企業名
有限会社舟形マッシュルーム
ものづくり補助金利用事業名
H26 2606210261
基本情報
創業年月 2001年
代表者 長澤 光芳
本社所在地 〒999-4605 山形県最上郡舟形町長沢6831
TEL/FAX番号 0233-32-8064/0233-32-8065
Webサイト http://www.f-mush.com/
資本金 5,125万円
従業員数 110名
取扱製品 マッシュルーム及びマッシュルーム加工品

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